こんにちは!癒し師きゅうらくです!
「アンチエイジング」
いつのまにか一般的な言葉になりましたね!
そもそもアンチエイジングとは老化を防ぐこと。
今回は主に東洋医学的アンチエイジングを紹介します!
すごくざっくり言ってしまうと。
アンチエイジングをしたければ・・・
「黒い食べ物を食え!」
…ざっくりし過ぎましたが、ちょっと詳しく話していきましょう!
Contents
アンチエイジングは昔からのテーマ
そもそも、アンチエイジングとは「抗老化」「抗加齢」を意味する医学用語だったりします。
西洋医学的には近年よく使われるようになってきた言葉ですが、東洋医学での歴史は古く…
およそ2000年以上昔の話。
中国の秦の始皇帝が不老不死の薬を求めて中国全土へ人を送って探させた、なんて話があるくらいですもんね。
人間にとって老化は防ぎようのないもの。
それでも、ずーっと昔から「不老不死」「永遠の若さ」を手に入れるために権力者たちはものすごく多くのお金と時間をかけて研究してきました。
アンチエイジングは最近の話ではなく、
実はずっとずっと前からの「永遠のテーマ」だったのですね!!
西洋医学と東洋医学のアンチエイジング
西洋医学と東洋医学はそもそも考え方がちょっと異なります。
どっちかが優れてるとか正しいとかではなく、
同じ「人」の身体をベースにした別々の医学の話をしているのです。
西洋医学から見た老化とは
身体の中で主に2つのことが起こっています。
1.酸化
→体内で酸素を利用すると、細胞を傷つけたりする「活性酸素」を生み出します。酸化すること、活性酸素ができることを「体のサビ」と呼んだりしています。
2.糖化
→食事などから摂った余分な糖質が体内のたんぱく質とかと結びついて、細胞を劣化させる現象のこと。「体のコゲ」と呼んだりしています。
この2つを防ぐことが、いわゆるアンチエイジングです。
食べ物・運動・化粧(スキンケア)などで「酸化」「糖化」を防いで老化を食い止めようとしているわけですね。
東洋医学から見た老化とは
東洋医学的な話を詳しくすると恐ろしく長い説明になってしまうので、老化について簡単に言ってしまうと。
「腎精」の不足によって老化が起こってきます。
抜け毛、精力減退、シワの増加、体力の減少、倦怠感、髪が白くなる、歯が抜ける、足腰が痛い・動きにくい、、などなど。
これらは「腎精(精力)」が少なくなってくると起こってくる現象です。
興味ある方はこちらもどうぞ→東洋医学「気」について解説します
こんなこと聞いたことありませんか?
「精をつけるにはスッポンやにんにくがいい!」とか。
この「精」をつける、と言っているのが「腎精」のことを指しています。
東洋医学では、食べ物から「気」「血」「精」などを取り入れるのはとても大事なことで、
「医食同源」「薬食同源」という言葉もあるくらいです。
腎精は黒い食べ物を中心に!
東洋医学では老化を防ぐために腎精を積極的に摂取したいところ。
食べ物としては「色が黒い食べ物」をとることが大切です。
具体的には、キクラゲ、黒ごま、黒米、昆布、ひじき、黒豆、ぶどう、などの黒系の食べ物。これらの食べ物は体において、流れを良くしてくれたり、髪や肌をつややかに、色をくっきり(髪は黒く、とか)してくれたりします。
他にも、
にんにく(免疫力アップ・抗酸化や抗ガン作用・疲労回復)、貝類(抗菌・抗ガン作用)、すっぽん(免疫力アップ・抗ガン作用・疲労回復)、クコの実(抗酸化・抗老化作用、血糖値・血圧降下)、などもオススメですね。
あくまで普段の食事の中に取り入れたいもので、そればかり食べることはバランスを崩すことになるので、摂りすぎには注意が必要ですからね。
アンチエイジングを意識して色々とやることは良いのですが、やりすぎているような方も多く見られます。
東洋医学的な視点からすると「適度に」「バランスよく」が大事です。
まとめ
①西洋医学的には「酸化」と「糖化」を防ぐことが大事
②東洋医学的には「腎精が不足している」状態。
③適度にバランスよく運動・食事をする!
④食事は「黒い食べ物」を意識的に摂るように心がける
日頃の生活をちょっと見直して、ほどほどに「腎精」を意識してみてはいかがでしょうか?
30代くらいからでもアンチエイジングの意識を持って行動できると最高ですね!