東洋医学

自分で簡単にできるツボ押しのやり方!絶対に覚えておきたい3つのツボ!!

こんにちは!癒し師きゅうらくです!

 

ぼくは鍼灸師・整体師です。

ツボに鍼をしたり、押したりほぐしたりして施術しているわけです。

そんなプロである、ぼくが今回教えたいのが・・・

簡単で、しかもそこそこ効果のある「ツボ押し」

自分で出来るので、お手軽・無料です。

ぜひやってみてほしいのですが、見ていると「ちょっと違うな…」と思う人も多いのです。せっかくなので、この記事で「ツボ押し」のやり方を覚えて実際にやってみてください!

きっと体のケアに役立つはずです!

Contents

ツボとは何なのか

そもそも「ツボ」とは何なのか?というと、

正しくは「経穴(けいけつ)」と言います。

東洋医学では全身を「気」が巡っています。

その気の通り道のことを「経絡(けいらく)」と言うのです。

 

・・・某北斗の拳という漫画で出てくる経絡は東洋医学の話から取ったものですね。残念ながら、秘孔というものはありませんし、押しても「あべし!!」なんて言う人は見たことありません(笑)

 

気の通り道である経絡、その中でも特に気が集まりやすい場所。

 

その気が集まっている「ツボ」を刺激することで気の流れを良くして、症状を改善させる施術が鍼灸(しんきゅう)なのです。

経穴は大まかに場所が決まっていて、その付近を注意深く触っていると、ちょっと凹んでいるように感じる場所・微妙に盛り上がりを感じるところなど、周囲と違うようなところ。

それが「経穴=ツボ」です。

ツボの押し方

実は、一口に「ツボ押し」と言っても、

症状などによって押し方は色々あるのです。

強く押したり、軽くだったり、さするような感じであったりと様々なのですが、今回は基本である「やや強め」くらいを意識してみましょう!

やや強めの押し方をマスターすると、押し方に慣れてきた時に色々な力などに対応しやすいのです。

 

それでは、まず手の使う場所として、どの指を使っても良いのですが親指と人差し指が使いやすいかと思います。

ツボの場所によって使い分けるのが良いですね!

親指は広めなところ、人差し指は狭い・ピンポイントなところで使うとやりやすいですよ。

指の腹で押すのですが、やや指先を使った方が上手く押さえやすいです。この時、注意するポイントとしては「爪が食い込まない」こと。わざと爪を立てて刺激することはありますが、基本は爪で刺激はしません。

 

ツボを押す力としては、

「やや強め」・・・押していて、気持ち良い、痛気持ち良いくらいが目安です。場所によってはやや強めに押しても、何も感じないくらいなところもあります。そんな時はそのままの力で良いです。無理に強く押すのは避けましょう!

押している時間は大体、10〜20秒くらいを目安に。それを1回として、各ツボに3回くらい押してください。これを1セットとして、一日に朝昼晩と行うとより効果的ですよ!

 

また、効果的にツボを押すものとして、

ツボ押しグッズもあるので、使ってみても良いですね!

絶対に覚えたいツボ3選

ツボは全身各所に無数にあります。(2006年WHO(世界保健機関)で統一された経穴は361穴とされています)

その中でも、特によく使う大事なツボとして、覚えておくと便利なものを紹介します。

ぼくも実際に治療でよく使っています。

合谷(ごうこく)

効果:主に上半身の症状である、頭痛・歯痛・首肩の凝り・便秘・月経痛・気の補充などに使うことの多いツボ。

場所:人差し指の手の甲の骨際で、真ん中あたりにある少し凹んだところ。

足三里(あしさんり)

効果:足をメインとした全身の疲労回復・胃もたれ・便秘・食欲不振・むくみなど様々な症状に効くツボ。

場所:膝のお皿の下にある外側のくぼみから、手の人差し指から小指の横幅分(3寸)下にあります。

三陰交(さんいんこう)

効果:全身の血のめぐりを良くするツボ。冷え性・月経痛などにオススメなツボです。

場所:内くるぶしの一番高いところから3寸上にある、脛の骨の後ろの際にあります。

まとめ

ぼくら鍼灸師がツボを使うときは、厳密に場所を調べていくとミリ単位で探していきますし、日によって場所は変わります。また、ツボを使うときは症状ありきではなく、体調・体質を参考に・・・など、本当に気を遣って施術しています。

でも、細かいことを言い出したらキリがないので、

まずは気になる症状がありましたら、ツボを押してみましょう!

 

少しでも気持ち良い・何か楽になる、などの感じがあるなら継続して押してみてください。

 

あなたの健康に必ず役に立つでしょう!