東洋医学

東洋医学「津液」について解説します【初心者向け】

こんにちは!癒し師きゅうらくです!

東洋医学において人体の基本要素

「気・血・津液(しんえき)」

今回は「津液」について解説します。

中医学では「津液」、漢方では「水(すい)」と言います。基本的にはどちらも同じものとして考えて大丈夫です。

現代医学で考えると、リンパ液に代表されるような血液以外の水分すべてを指す言葉なイメージを持ってもらえると分かりやすいですね。

東洋医学超初心者向けの話です!

津液を作るもの

 

津液とは体内の水分を総称したもので「津」と「液」のことです

食べ物から作られる「水穀の精微」の液体部分から津液はできます。

津液は体の中を巡っていますが、

血のように脈管の中ではなく外側、身体の中のいろんな隙間を流れたり満たしたりしています。

津液の種類(分類)

 

①津(しん)

→水分の中でも陽性のもので、粘り気がなくサラサラなもの。身体の表面を潤す働きがあります。涙、汗、尿として身体の外に出ていきます。

②液(えき)

→水分の中でも陰性のもので、粘り気があるもの。体内をゆっくり流れて骨や髄を潤したり滋養したり、表面では目・鼻・口の粘膜を潤します。

 

津液は五臓(肝・心・脾・肺・腎)との関連も深く、それぞれ「五液」としてとらえられています。

肝の液は「涙」、心の液は「汗」、脾の液は「涎(よだれ)」、肺の液は「涕(はなみず)」、腎の液は「唾(つば)」に対応しています。(豆知識として知っておくと役立つ時かも)

 

津液の不調によるトラブル

ここでは中医学の話として考えてください。

 

①津液不足

栄養不足などによって津液がうまく作られなくなった状態、津液を使い過ぎて起こる場合があります。

唇・咽頭(のど)などの乾燥、声がかれる、髪にツヤがなくなる、肌荒れ、便秘、おしっこの量が減る、などの症状が出てきます。

 

②痰湿(たんしつ)

津液の循環がうまくいかず、流れが滞ってしまう状態です。痰飲(たんいん)とも言う場合があります。

むくみ、下痢、痰ができての咳(せき)、胸が苦しい、お腹が張って食欲減退、などの症状が出てきます。

まとめ

津液のまとめ

①津液は水穀の精微の液体部分から作られる

②津液は「津」と「液」に分けられて役割が違う

③津液の不調によるトラブルは「津液不足」と「痰湿」がある

 

気・血・津液は3つでセットとして働くものです。

どれかに不調が出ると、他の2つにも必ずと言っていいほど影響が出てきます。

どれも大事なので、セットで覚えておくことをオススメします!

 

少しでも東洋医学の理解が進む手助けになればと願っています!