こんにちは!健康茶にはちょっとうるさい、癒し師きゅうらくです。
今回は「感染症・ウイルス」への予防や対策が期待できる、おすすめな健康茶を紹介していきます。
基本的に、
夏は「菌」、冬は「ウイルス」が流行します。さらに日本では春と秋には花粉が飛びまくっているという…なんだかんだで一年中何かしらの対策をしておいた方が良い状況。
まずは「予防」です。
感染して発症してしまうと、自分ではなかなかどうすることもできず「治療」が必要になるケースが多くなってしまいます。自分で出来ることは予防、そして日頃からの免疫力アップ。
症状が出てしまってのキツい・ツラい思いはしたくないですからね…
この記事では「3つの健康茶」を紹介します。どれも今回は「抗ウイルス・抗菌」作用がメインのものです。
最近(2020年1月)「新型コロナウイルス(COVID19)」による肺炎が世界規模で問題になってきています。その予防にもなるのではないかと考えられるので、あなたに何らかの助けになれば良いかと思っています。
その3つの健康茶とは、
①板藍根(ばんらんこん)茶
②緑茶
③紅茶
・・・この3つを特にオススメしていきます。
Contents
板藍根…中医学最強の抗ウイルス健康茶!新型コロナウイルスにも!
中医学(東洋医学)でウイルス対策として真っ先に思い浮かぶのが
「板藍根茶」
板藍根は、漢方薬の本場である中国で生薬(しょうやく)として使われていて煎じて飲んだりするのが一般的です。
中医学的な薬効は「清熱(せいねつ)」「涼血(りょうけつ)」「解毒(げどく)」でして、簡単に言えば「熱をしずめて血をキレイにし毒を排出する」ような作用でしょうか。
西洋医学的な解釈ならば、「解熱」「抗菌」「抗ウイルス」作用にあたりますかね。
特にインフルエンザなどのウイルス性疾患の時によく用いられます。
ここまで見ると、実際に症状が出ている時に飲むものな感じがしてしまいますよね?もちろんかかっている時にも使いますが、個人的には「予防」にこそ効果を発揮していると思ってます。
うちでは毎年12月頃から飲み始めています。
毎朝ちょっと濃いめに入れた板藍根茶を1杯、体が温まっていくのを感じながら飲んでいます。
正直なところ、味に一癖あるので…美味しくて飲みやすい、とは言えないのですが(笑)ノンカフェインなので安心して飲めます。
ここ7・8年インフルエンザにかかってないのは板藍根の影響があるはず!と思われますね。
緑茶…抗菌・抗ウイルスの成分と言えば「カテキン」
緑茶に含まれているポリフェノールの中の大部分を占めているのが
「緑茶カテキン」です。
その緑茶カテキンの主な作用が、
①抗菌・抗ウイルス作用
→緑茶カテキンには殺菌作用がありまして、風邪とかインフルエンザなどのウイルスに対して一定の効果があることが分かっています。
「緑茶うがい」は喉に優しくて、うがいとしての効果も高いので良いですね!もちろん、そのまま飲むのもOKです。その場合はカフェインに気をつけてくださいね。
②抗アレルギー作用
→緑茶カテキンには抗アレルギー作用があると言われていて、アレルギー反応の際に出てくるヒスタミンを抑える効果があるとされています。
③腸内環境の改善
→緑茶カテキンを取り続けていると腸内の悪玉菌の発生を抑えることができるという研究報告もあります。
乳酸菌などの善玉菌や食物繊維を合わせて摂ることで腸内環境を良くすることが可能ですね!
④ダイエット効果
→特保のお茶で注目を浴びている「カテキンガレード」が脂肪燃焼効果や脂肪吸収抑制効果があるようで、研究が進められていっています。今後も注目な分野です。
緑茶はカフェイン多めなので、妊婦さん・飲む時間など飲むときは気をつけましょう。
飲む際は温かいお茶がオススメ。
緑茶は中医学的には体を冷やす作用があるので冷たくすると、さらに冷えてしまうことになるのですね。緑茶カテキンの量としては温かくても冷たくても差はないそうです。そんなわけで、緑茶うがいなどは冷たくても良いかもしれませんね。
紅茶…今注目「テアフラビン」がウイルスに効く
紅茶も緑茶と似たような効果、もともとの茶葉としては同じです。発酵していく時に違いが出てきます。
特に注目すべきものとしては紅茶ポリフェノールの1種である
「テアフラビン」です。
このテアフラビンが抗ウイルス作用が強いようで、そのまま飲むのも、紅茶でうがいするのも「抗菌・抗ウイルス」として効果が高いようです。
もちろん、紅茶も緑茶と同じくカフェインが含まれているので、注意すべき点は同じです。妊婦さん・飲む時間など気をつけましょうね。
健康茶で気をつけたいこと(デメリット)
基本的に「健康茶」と呼ばれるものは「薬」ではありません。
もちろんモノによっては漢方薬の原料となる「生薬」であったりしますが、安全に飲めるものがほとんどです。
薬ではないため何らかの症状が出ている時に、その症状に直接効果があるわけではなく、あくまで「予防」「補助」くらいな効果と考えてください。
また、緑茶に代表されるようなカフェインが含まれていたり、人によっては体質的に合わない健康茶もあるので、予防などのために常用するときはかかりつけの医師などに相談すると良いでしょう。
風邪やインフルエンザ、ウイルス感染症の自分で出来る予防法
基本的なことですが、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防はしっかりやっておきましょう!
当たり前ですが、健康茶に限らず
「これだけをやっておけば良い」というようなものはありません。
普段の予防を徹底しつつ、さらに色々な予防を加えると効果はさらに上がりますよ!
自分でできる予防としては、
①手洗い・うがい・手指消毒
→予防としては一番大事です。適当に済ませないで、丁寧に行いましょう!忘れがちなのが「指と爪の間」です。そこを洗えるブラシなどもあるので、あると便利ですね。
手を洗ったら水分をしっかりと拭き取ってから、手指消毒を!全体になじませるようにしっかりと消毒液を擦り込んでいきましょう。
もちろん、うがいも忘れずに!!
②マスク着用
→マスクではウイルス自体を防げるわけではありませんが、飛んでくるツバとかは防げるし、口とマスクの間に湿気の壁も作れるのです。
マスクをしていると不用意に口や鼻を触るのも防げるので、外出時はマスク必須です。
顔とマスクのふちのところに隙間を作らずにピッタリと着用しましょうね!
③室内の加湿
→ウイルスはめっちゃ小さくて軽いです。乾燥していると空気中をただよいやすくなります。湿度が高めの方が、すぐに地面に落ちるので口とか鼻から入りにくくなるのですよ。
効果がありつつ、人にも快適な湿度の目安は50〜60%くらい。
他にも、
④人混みを避ける
→どんなに予防とかしていても、満員電車に乗ってて近くに感染している人がいたら…ある意味防ぎようがないかもしれませんよね。そういう状況は極力減らしたいので、なるべく人が多いところには行かない方が良いです。
…個人的には、そもそも寒いときに外出したくないですし(笑)
⑤乾布摩擦
→乾布摩擦も正しく行えば効果あります!少しずつでも良いので続けると良いですよ!
乾布摩擦のやり方などはこちらもどうぞ→乾布摩擦のすごい効能!お手軽で効果大なやり方を教えます!
などがありますね!
できる限りの予防をしておけば、感染リスクはかなり下がりますよ!
まとめ
健康茶はすごくたくさんの種類がありますよね。
今回は風邪やウイルス性のものを予防する健康茶として
①板藍根
②緑茶
③紅茶
・・・をオススメとして紹介しました
さらに普段からの自分でできる予防を組み合わせると効果としては間違いなく上がります!
ウイルスなどに感染して症状が出てしまうと、キツい・ツラいのはもちろんのこと病院でかかる医療費や時間などでトータルすると物凄い損失です。
普段から予防して免疫力を上げて、感染するリスクを極力減らしましょう!
元気で楽しい毎日の手助けになれると嬉しいですね!