こんにちは!毎日、梅を食べて元気な癒し師きゅうらくです!
今回は梅ジャムの作り方について解説していきます。
梅シロップ・梅酒などを作っていて、たぶん誰もが思うこと。
漬けた後の梅をどうするか…
処分するのはもったいないような気がするし、おやつ代わりにそのまま食べるのも飽きるし(笑)
そうなると、梅ジャムを作ろう!となるのは自然な流れだと思います。果物を使った自作ジャムは色々ありますし、作り方は基本的に同じようなものだし。
しかも、梅ジャムは本当に美味しいのです!!イチゴジャムやママレードなどと比べると食べる機会は少ないと思われます。何気にけっこう値段するんですよね(汗)
それもそのはず。梅ジャム、実はジャム作りの中でも手間がかかるものなのです!
そんなわけで、極力お手軽・簡単に作れるように解説をしていきます!
Contents
梅シロップ・梅酒で使った梅を再利用
使う梅は、青梅そのままではなく梅シロップ・梅酒で使った梅をそのまま材料としていきます。
青梅からでも出来るのですが、面倒さのレベルは高くなります。
梅ジャムを作るにあたって、面倒なことは「タネが取れにくい」ということです。そしてそのタネは大きいので非常に邪魔物(笑)
そういうこともあり、ジャム作りには梅シロップなどで使った梅の方が柔らかくなっていて、生の青梅よりもタネが取りやすいのです。
ちなみに梅シロップ・梅酒の漬けた後の梅、どちらでも大丈夫です。調理中に梅と砂糖を煮詰めていくのですが、その時に梅酒の方のアルコール成分は蒸発してしまうのです。梅酒の方を使ってもジャムが完成したら、お子様でも安心して食べることが出来ますよ!
梅ジャム作りに必要なもの
⚫︎梅シロップ・梅酒で漬けた後の梅→(ぴったりになるのは難しいと思うので目安にしてください)500g
⚫︎砂糖→普通の白砂糖です。三温糖などでも良いでしょう。200g(このくらいの砂糖の量だと甘酸っぱいくらいな味です。使う梅が元々、梅シロップなどで砂糖漬けなので、そんなたくさんの砂糖はいらないと個人的には思っています。)
⚫︎水→鍋に梅を入れた時に梅がかぶるくらいの量。
⚫︎鍋→基本的に梅で何か作る時は「ホーロー鍋」がオススメです。梅はとても酸性が強いので鉄鍋などではサビの原因にもなってしまいます。
⚫︎びん→ガラス瓶など熱湯消毒できるものが良いですね。
梅ジャムの作り方・工程
やること自体は簡単です。
①梅からタネを取り除きます
簡単ではあるのですが、これが嫌な作業。
タネと果肉が、かなりしっかりくっついています。より多くの果肉を取りたい気持ちは分かるのですが、それをしだすと、とても手間。
ここはざっくりと大雑把に果肉を切り落としてしまいましょう!手がベタベタぬるぬるになるので、包丁は注意してください。
また、酸度が強いので梅に使った包丁はさっさと洗いましょうね。そのままにしておくと錆びます。(ステンレスでも錆びますから気をつけましょう)
②果肉をペースト状に近い感じにする
ここは好みです。
ミキサーとかでなめらかなペースト状にしてしまうのか、細かくみじん切りにしてツブツブ食感を残す感じにするのか。
ぼくはつぶつぶ食感があった方が好きなので、面倒と思いつつみじん切りで頑張っています。
③鍋に梅と水・砂糖を入れる
鍋にペースト状の梅を入れ、ひたひたくらいまで水を入れましょう。
砂糖を使うぶんの半量を先に入れます。
この状態でかき混ぜつつ、煮詰める作業をしていきます。火力は中火〜やや弱火くらいが良いかと思いますね。
④煮詰める
煮詰めていくのですが、沸騰してくると梅ジャムがはねて危険です!
沸騰し始めたら弱火にして、半分くらい蓋をしつつ焦げ付かないようにかき混ぜます。
沸騰してきて弱火で5分もしてくると「アク」が出てくるので、適度にすくって取り除きます。(きっちりアクを取ろうとするとキリがないので、ぼくは2・3回とったら終わりにしちゃいます)
アクを取ったら、残りの半量の砂糖を加えて弱火のまま、かき混ぜつつ煮詰めていきます。
けっこう跳ねるので火傷に注意です!
火にかける前にかき混ぜた状態より、ドロドロしてきたら火を止めます。だいたい、アクを取った後から10〜15分くらいは煮詰めていると思いますよ。
煮詰めている時に、使うビンを熱湯消毒しておくと良いですね!
⑤完成!
なるべく熱いうちにビンに入れましょう!
入れた後は、そのまま冷ましてから素手で持てるくらいになったら冷蔵庫に入れてしまいましょうね。
1〜2ヶ月を目安に食べきってください。
まあ、ウチは1ヶ月経つ前になくなってしまいますけどね(笑)
まとめ
作業の手間を考えると、つい作るのを敬遠しがちになってしまいますが、梅シロップや梅酒の梅を捨てるのはもったいないし、何より梅ジャムはとても美味しいです。
パンにつけるも、ヨーグルトなどに混ぜるも良し。栄養効果も高いのでぜひとも食べてみてくださいね!
梅酒や梅シロップの作り方などはこちらもどうぞ→【まとめ】梅(南高梅)の効能・梅ジュース・梅干し・梅酒・甘露煮・梅ジャムの作り方